トップアスリート×スポーツランドみやざき Vol.4
ー 東京2020大会宮崎事前合宿 海外選手特集(トライアスロン)ー
宮崎市を合宿などで訪れたトップアスリートに宮崎市スポーツランド推進課職員がインタビューを行う「トップアスリート×スポーツランドみやざき」第4回目。
今回は、東京2020オリンピックに向け、2021年7月13日~22日に本市で事前合宿中のトライアスロン男子個人・混合リレーイギリス代表のジョナサン・ブラウンリー選手にお話を伺いました。(2021年7月21日 シーガイアにてインタビュー)
プロフィール
ジョナサン・ブラウンリー
Jonathan Brouwnlee
生年月日:1990年4月30日(31歳)
国籍:イギリス
東京五輪出場競技:トライアスロン 男子個人(第5位)、混合リレー(金メダル)
■「トライアスロンはハードな耐久性が求められる」
ートライアスロンを始めたきっかけは何ですか?
「父母の影響で水泳とランニングはやっていました。伯父がトライアスロンをやっていて面白そうだと思っていたところ、6歳の時に兄がトライアスロンを始めたので私も続きました」
―トライアスロンの魅力は何だと感じていますか?
「ハードな耐久性が求められるところです。完璧なレースをするために、常に改善を続けながら一番早いタイムを目指しています」
■「トレーニングの積み重ねが大事」
―トップアスリートとしてオリンピックに出場されますが、これまで競技を続けてきた上で、特に心がけてきたことや意識してきたことはありますか?
「1週間に35時間のトレーニングを継続することです。トライアスロンは耐久スポーツなので、毎日毎日、ハードなトレーニングを積み重ねます。1週間だけで素晴らしい結果が出せるものでもないですし(笑)。
あとは、私は(イギリスの)寒い地域であるヨークシャーに住んでいて暑さに弱いので、東京オリンピックに向けては暑さ対策を徹底してきました」
―試合前に行うルーティンはありますか?
「これまで100回ほどトライアスロンを経験してきましたが、試合前に必ずこれをやるといったことは特にありません。ただ、ロッカー番号は小さい頃好きだったサッカー選手の背番号にちなんで、5番を選んだりすることはあります(笑)」
■「宮崎の人たちが大好き」
―事前合宿地としての宮崎の印象を教えてください。
「山も川も美しく、ホテルの食事も大変美味しいです。走っている時やバイク(自転車)に乗っている時の田園風景が地元のイギリスと似ていて、景色を楽しみながらトレーニングができています。そして、私が本当に好きなのは宮崎の人たちです。私たちを優しく迎えていれてくれて、声援も送ってくれるのですごく嬉しいです」
―オリンピックでご自身のここを見てほしいというところを教えてください。
「私の強みは、スイム(水泳)・バイク(自転車ロードレース)・ラン(長距離走)の3種目に弱いところがないことです。特にバイクの登りには自信があるのですが、東京オリンピックのコースは比較的平坦なので、多くのターンやコーナーで、周りのアスリートたちが自分についていけないような展開にもっていくところを見てほしいですね」
―オリンピックへの意気込みをお願いします。
「ベストをつくし、やるだけのことは全てやりきったなと思いながらフィニッシュします!」
―最後に、宮崎の皆様へメッセージをお願いします。
※以下の動画でメッセージをご覧ください