トップアスリート×スポーツランドみやざき Vol.14

-鹿島アントラーズの新主将-

vol14土井聖真Jリーグ

©KASHIMA ANTLERS

 

宮崎市を合宿などで訪れたトップアスリートに宮崎市スポーツランド推進課職員がインタビューを行う「トップアスリート×スポーツランドみやざき」第14回目。
今回は、2022年1月25日~2月4日に本市でキャンプ中の鹿島アントラーズの土居聖真選手にお話を伺いました。(2022年1月26日 オンラインインタビュー)

 

トップアスリート×スポーツランドみやざき

プロフィール

土居 聖真
Shoma Doi

生年月日:1992年5月21日

出身地:山形県

身長/体重:172㎝/63㎏

経歴:鹿島アントラーズユース-鹿島アントラーズ(2011~)

日本代表出場試合数:2試合

 

■「宮崎は暖かくて、人も優しい」

―宮崎の印象を教えてください。

「暖かいですし、地域の人も優しいですし、食べ物も美味しすぎます。みんなキャンプでは体を絞りに来ているのですけど、絞れないよと言っています(笑)」

 

―宮崎で食べた美味しい料理は何ですか?

「以前、地鶏屋さんに行ったときに食べた“手羽ぎょうざ”です。今でも取り寄せしてよく食べてます」

 

―宮崎キャンプで使用している「ひなた宮崎県総合運動公園」は、練習環境としていかがですか?

「海も目の前ですし、天候的にも暖かい日が続いているので、寒いところでスポーツするというのは多少怪我のリスクがありますし、できれるだけ長くここで練習したいなという思いがあります」

 

―ホテルから練習場まで近いというのはキャンプとして魅力ですか?

「スタッフも運動がてらに走って帰る人もいますし、選手でも歩いたり走ったりして帰っているので、本当にちょうどいい距離にあると思います」

 

―今回の宮崎キャンプの中で意識して取り組んでいることはありますか?

「ここ数年で一番オフシーズンの時間が長かったので、なかなか例年のような感じて進めていくと、開幕までにベストパフォーマンスにもっていくのは難しいのかなと思いますので、少し無理してでも体に負荷をかけて、急ピッチとまではいきませんけども、やれることは取り入れてやれるように心がけています」

 

■「キャプテンとしてチームメイトやスタッフをリスペクト」

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©KASHIMA ANTLERS

―土居選手は、今年からチームのキャプテンとなりましたが、キャプテンとして心がけていること、または心がけたいことというのはどういったところでしょうか?

「キャプテンになったといって偉くなったわけでもないですし、頭ごなしに上からものをいうような言い方だったり、そういう立場にはなりたくないなと個人的には思います。
キャプテンという立ち位置はほとんど人生の中でやったことがないですけど、自分なりに細かなところに気を使い、まず何よりチームメイトやスタッフに対してリスペクトしてあげないと自分もリスペクトされないと思うので、シーズンを通して良い関係を築いていければと思います」

 

―土居選手は、どういったプレーを見てもらいたいですか?

「自分はあんまり派手なプレーをするプレーヤーではないので、チームの状況によって何が必要なのか、どういった選択をしなきゃいけないのかという試合の流れを読むようなプレーだったり、周りへの必要な声掛けというのをたくさん経験してきたつもりです。それをチームにピッチ上で表現できればと思いますし、苦しい時だったり、大事な時に何か違いを生めるようなプレーを意識し、そういうところに注目してほしいです」

 

―土居選手が子供の頃に憧れたサッカー選手は誰ですか?

「鹿島アントラーズに在籍していて申し訳ないんですけど(笑)、当時ジュビロ磐田に在籍していた中山雅史さんです。レプリカユニフォームを買っていましたし、その当時はジュビロ磐田ファンでした(笑)」

 

―もし、生まれ変われるのであれば、チームの中のどの選手に変わってみたいですか?

「(ゴール)キーパーになってみたいです。(チームの中では)クォンスンテ選手や沖悠哉選手。(GKからの)目線がどういうものか気になります」

 

■「シーズンスタートの地である宮崎に感謝」

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―今回はコロナ禍ということでキャンプが非公開になったり、ファンサービスが中止になったりと宮崎のサッカーファンはとても残念に思っています。最後に、宮崎のファンの方に一言いただけないでしょうか。

「僕たち選手は、シーズンをスタートするためのキャンプ地が宮崎であることに心から感謝していますし、コロナ禍でキャンプを中止せざるを得ないクラブもある厳しい状況の中、最高の環境を作ってくれた宮崎県、宮崎市の関係者の方々にも感謝申し上げたいです。
鹿嶋からは遠い場所ですけど、普段から応援してくれている宮崎県民の皆さんとも本当にここ数年は優勝のタイトルの喜びを分かち合えてないので、今シーズンはタイトルが獲得できるように、しっかりまたここからいいスタートが切れるように頑張りたいと思います。応援、よろしくお願いします!」

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