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市長コラム令和7年5月号

今年度より、「宮崎発!健康プロジェクト」と題して、禁煙、減塩、運動の3本柱で健康づくりを推進してまいります。 このうち、「減塩」の取り組みは日本人にとって非常に重要でありながら、そのことがあまり認識されていません。

脳卒中や心筋梗塞のような心臓病、そして透析の原因ともなる慢性腎臓病の背景には共通して「高血圧」があります。 高血圧に対してはお薬もありますが、日本人は塩分を非常に多く摂取しており、減塩に取り組むことで脳卒中や心臓、腎臓の病気を効果的に予防することができます。

世界の人々の1日あたりの平均食塩摂取量は10.8グラム(推定)ですが、日本人は男性10.5グラム、女性9.5グラム、宮崎県は男性11.7グラム、女性9.4グラムというデータがあります。 国は目標を男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満と定めていますが、まずは宮崎市では市民みんなで食塩摂取量を1日平均3グラム減らす、「おいしく減塩 毎日マイナス3グラム」運動に取り組むこととしました。 詳しくは特集ページをご覧ください。

日々の調味料の工夫や、塩分を多く含む汁、スープ類を残すなど、今すぐにできることはたくさんあります。 将来の介護予防のため、そして増大する医療費を少しでも抑えるためにも市民の皆さん全員で意識して取り組んでまいりましょう!!

宮崎市長 きよやま とものり