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令和4年12月15日市長定例記者会見

目次

令和4年12月15日市長定例記者会見動画

●発表事項

檍地域複合型施設整備事業に関するサウンディング調査の実施について

「祝日本一オリックス・バファローズ歓迎パレードin宮崎」開催について

3 市役所改革の取組状況について

4 新型コロナウイルス感染症について

令和4年12月15日市長定例記者会見動画

会見動画(市公式YouTube)をご覧いただけます。

 

発表事項

1 檍地域複合型施設整備事業に関するサウンディング調査の実施について

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檍地域の複合型施設のサウンディング調査を始めます。

サウンディング調査というのは、民間との対話調査のことです。

現在、檍公民館と檍地域事務所が隣接しているんですが、この場所から北側のふれあい広場になっている場所に移転することを決めています。地域協議会の皆様も、この点で合意をしています。

移転建て替えにあたっては、檍公民館、檍地域事務所それから地区社協なども一緒に集約化をして、複合型施設として建設するという計画です。

隣接する公園も広さがあるので、公園との一体的な活用を図りたいという思いもあります。

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この建物の形は仮のものですが、具体的にこのような形になることは決まっていません。

このふれあい広場の東側、道路を挟んで3ヶ所あるんですけれども、このうちの南東側にある一番大きな広場の東側への建設を予定しています。

駐車場は現在と同程度のものを整備する計画で動いています。

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公民館を今まで通り、100%公設公営で我々が建てるというのではなく、公民連携の手法を生かすことができないかという可能性について、民間事業者の皆さんと対話を通して調査をしていきたいというのが今回のサウンディング調査です。

皆さんが想像される一般的な公民館について、現在の課題としては、図書室はあるけれども貸出の実績が低迷していたり、もしくは調理室の稼働率が非常に低いなどのものがあります。

果たして、従来通りの定型的な調理室、図書室を作るのか、それとも、交流スペースと一体として作っていくのか、今の時代に合った公民館が整備できないかという考えがありますが、そうしたところに民間事業者が入っていくのか、それとも我々が作るこの複合型施設とは別棟として、民間の方々が整備するものが隣接し、そこで調理や図書機能を備えた交流スペースを設けることができないかなど、様々な可能性を考えています。

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調査項目をまとめています。

隣接地には、ふれあい広場という公園があり、また駐車場も多くあるので、その二つを活用すると様々な事業が成立するんじゃないかといったような対話を行っていきたいと考えています。

公園を活用して実施する事業の内容であったり、公民館の利用者、地域住民の利便性・快適性の向上のための機能として、民間の事業者の力を借り、例えば(公民館の)貸館業務や、施設の清掃・設備点検、警備などの一体的な委託であったり、業務をお願いするような可能性もあろうかと思います。

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スケジュールですが、従来説明していたスケジュールよりも、概ね1年程度後ろ倒しになることを地域の方々にも説明し、ご理解をお願いをしているところです。

本来であれば、令和5年度から基本設計などが始まる予定でしたが、これから数十年使う公共施設なので、改めて調査と事業方針の検討をさせてほしいとのことで、1年程度移転完成まで時間がかかるということをお話させていただきました。

2 「祝日本一オリックス・バファローズ歓迎パレードin宮崎」開催について

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オリックスバファローズの日本一に伴うパレードについて説明します。

日本一を達成したことについてのセレモニーは、令和5年1月31日(火)の18時より、宮崎駅前の仮設ステージで行うこととしています。

セレモニーを行った後は、宮崎駅前のステージから山形屋方面に向け、高千穂通りにて歓迎パレードを行いたいと思っていますので、ぜひ多くの市民の皆さんにセレモニー、そしてパレードをご覧いただいて、日本一を成し遂げたオリックスバファローズを祝福していただきたいと思っています。

また翌日からは、春季キャンプに入る予定となっています。
 

3 市役所改革の取組状況について

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市役所改革の取組状況について、中間報告をさせていただきます。

市役所改革は、大きな柱として、意識改革と働き方改革と設定し、9月に発表しました市役所改革推進プランに基づいて、実行性にこだわり、一つ一つ取り組んでいます。

現状、職員の意識改革としては、コンプライアンス推進参与による管理職対象のコンプライアンス研修などを精力的に行っています。

市の幹部が、市役所の課題を一つ一つ抽出したり、議論をし合いながら、コンプライアンス研修を行っているところですが、部長級の職員がフリーディスカッションをするというのも、比較的今までにはなかったような取り組みということで刺激を受けています。
また、私の方からは全職員に対して不定期に直接メッセージを送信する、もしくは動画を庁内LANで配信するなど、直接言葉を届けるような取り組みであったり、30代の若手職員を対象に、随時昼休みの12時半から13時の30分間、市長室でフリートークを実施しています。

市長ホットラインも、市役所の透明性、市政の透明性を図る上での重要な取り組みと考えています。
先日、市議会で答弁しましたが、400件を超える投稿があって、およそ200件程度返答をしています。日々、ホットラインが私のメールボックスに届きますが、様々なご意見が届きます。中には、これはちょっと市の担当じゃないんだけどなというものも当然紛れてはいるんですが、中には「はっ」と気づかされるようなご意見もあります。すぐに担当課に対応を指示するようなことも何件もあり、大変貴重な広聴の手段だなと実感をしています。

今後の取り組みとしては、今月末に職員の自主的な勉強の機会ということで、市長主催の勉強会を予定しています。第1回は、熊本市長の大西市長をお招きし、熊本市で行われてきた市政改革の取り組みなど、本市職員に向けていろいろとご紹介いただき、また職員の前で、私も(熊本)市長と対話をしたりなどの取り組みを考えています。ライブ配信を職員に向けて行いますので、できるだけ多くの職員に聞いていただきたいと思っています。

それから、(市役所改革推進)ビジョンに基づく新しい行動基準、今まであったクレドに代わる具体的な行動基準というものを現在策定中です。

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働き方改革は、かなり細かく進めております。

市長室に設けたモニターを使ったリモート協議もかなり浸透してきました。出先機関がわざわざ時間をかけてくる必要もなく、こうしたリモートで必要な協議を進めています。さらには、基本的に市長室で行うレクや協議についてはペーパーレスでの運用を実践しています。そして、報告や様々な会議への出席職員数も一定数制限させていただいています。

それから今回、簡易電子決裁を導入しましたし、また自治体専用のチャットツールも大幅に活用しています。
報告だけではなく、様々な職員からの相談、私からの指示も行っていますので、出張先等でもタイムリーに様々な報告を受けて、こちらから指示をするというようなことが浸透している状況です。

さらに、市議会の本会議や委員会において、本市職員がPCやタブレットを使用できるようにしました。これまで委員会や本会議での電子機器の持ち込みは、基本的には許可されていない状態でした。例えば、何か必要なことがあれば手書きでメモをして、その後パソコンに打ち込むというようなことがありましたが、今後は、パソコンでそのままメモが取れたり、または必要な資料がタイムリーにパソコンから取り出して説明ができるということで、かなり能率が上がっていると考えています。ほかにも、テレワークの推進、10%ルールなどを試行してきました。

さらには、多様な働き方ということで、職員の服装に関してもかなり自由化を進めてきました。
すべての課において、夏はポロシャツやアロハシャツを解禁しましたし、冬場はノーネクタイも通年化しました。必要な場ではネクタイをしてくださいと申し上げていますが、そうでないときは、ネクタイをする必要は無いのではないかということで、取り組みを進めています。

今後の取り組みとしては、職員の副業兼業規定の明確化をすることで、今まで非常に曖昧だった職員の地域での活動であったり、また職員のスキルを生かした兼業副業について、より職員が取り組みやすくなるような兼業規定の明確化に取り組んでいるところであり、テレワークや会議のあり方についても、引き続き検討課題があります。

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取り組み状況の最後ですが、デジタル化もかなり取り組んできております。

電子契約の導入、オンライン会議やテレワーク環境の拡大を行ってきました。日本リスキリングコンソーシアムへも参加しており、管理職研修にも取り組んでいます。

ただ、デジタル化に関してはまだまだ道半ばであり、先ほども協議をしていましたが、やることが山積みなので、新年度に向け、体制の充実を図って頑張って参りたいと考えています。

4 新型コロナウイルス感染症について

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この1週間、特に12月に入ってから、宮崎市内でも新規感染者が急増をしています。

県においては先週12月9日に医療緊急警報が発令をされました。皆さま、ぜひ緊張感を持って基本的な感染対策とワクチンの接種をお願いします。

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直近の12日13日は1日の新規感染者が700人を超えました。

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概ね1週間当たりの新規感染者数ですが、先週から倍程度のペースで増えてきております。

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新規感染者の年齢構成です。10歳未満と10歳代が非常に多くなっています。

また、90際以上の方々も同時に伸びてきています。この方々は非常にハイリスクで、一度感染すると急に体調を壊しやすいので、注意が必要です。

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円グラフで見てみると、3割が18歳未満です。

高齢世代も一定の割合があります。

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高齢者施設でもクラスターが出ています。

現在、全数把握は続けていますが、具体的にどんな方々がどんな状況で感染したという、報告そのものは4類型に限っています。

4類型にはまらない若い人たちのクラスターはこちらには含まれていません。

高齢者施設でクラスターが続いていますので、介護事業者や医療機関の方々には大きな負荷がかかります。
 

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寒くなってきましたが、重要なことは、二方向の窓をしっかり開けて、空気が入れ替わるように換気をすることです。
また、必要な場面では、不織布マスクを適切に使用してください。さらに、手洗いうがいが重要です。

ワクチンは、インフルエンザワクチンとコロナワクチンの両方を打つようにお願いします。
それから、飲食は感染対策が行われているひなた飲食店認証店で会食をする。さらに、感染リスクが高まるような、大声、大人数、長時間での会食はできるだけ控えるよう、気をつけてください。

市役所の中でも、課全員で会食をするのはリスク管理上控えるよう話をしています。1人感染者が出ると、全員が濃厚接触者になってしまい、全体が機能を麻痺してしまうという状況に陥りかねません。

懇親会に行くにしても、グループを分けるなどの工夫が、企業においても重要ではないかと考えます。

さらに、解熱鎮痛剤や抗原検査キットなども、備えておいてください。県においては抗原検査キットを、宮崎港で配布をされますので、必要な方はそちらを利用してください。

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オミクロン対応ワクチンに関しましては接種率の状況です。

特に高齢者におきましては、約4割の方がオミクロンワクチン接種していただいてますが、人口全体でいうとまだ25%でございます。

国や県に比べると宮崎市は少し遅れている状況ですので、しっかり年末年始を迎える前に今一度、ワクチンの接種をお願いします。

特にやはり若い世代の接種率が非常に低いので、特に50未満となると、10%台20%台でございますから、ぜひ若い世代のワクチン接種をお願いします。

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集団接種での1回目2回目接種は、いわゆる初回接種の機会がかなり少なくなってきています。

12歳以上、小児ワクチンは、それぞれこういった日程になっておりますので、ぜひ集団接種での機会も活用いただきたいと思っております。

 

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オミクロン対応ワクチンの集団接種の日程も、インターネットでご確認の上、活用いただきたいと思っております。

かなり感染者が急増していますので、ぜひ年内の接種をお願いしたいと思います。

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それから、過去に感染した方もかなりいらっしゃいますし、過去にワクチンを打った方もかなりいらっしゃいますが、基本的には、過去にワクチンを打った方でも、期間が空いている場合は、ぜひ追加接種を検討していただきたいと思いますし、さらに、過去に感染した場合においても、オミクロン以前の時期に感染をした方々というのは、感染からかなり時間が経過していますので、今のオミクロン株に対する免疫としては、かなり落ちている状況が示されているのがこの数字です。

最後に感染をしてから、概ね8ヶ月以上経っている場合は、ぜひ積極的なワクチンの接種をお願いします。

一方で、今年に入ってから、BA.1以降、オミクロンと言われる株のコロナウイルスが流行していますが、今年に入ってから感染した方々に関しては、実際は、現在のオミクロン株に対しても感染予防効果はある程度キープされています。

ただ、ワクチン接種なしとワクチン接種ありを比較すると、やはり過去にオミクロン株に感染をしていても、さらにワクチンを打つことで、接種をしていない場合よりも、感染予防効果あるので、できれば、今年に入ってからの感染者についても、ワクチンを打っていただきたいです。昨年感染した方々に関しては、特にワクチンを打っていただきたいです。過去の感染状況も考慮して、ワクチン接種を検討していただければと思います。

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それから、子供たちに関して、基礎疾患のない子供たちに関しても、死亡例がございます。

新型コロナウイルスに感染をして、死亡をした20歳未満の子供たちが、これだけの数います。

そして、ワクチンの接種状況としては、未接種の方々がほとんどでございました。

そうしたことを踏まえて、ぜひ、子供たちのワクチンも引き続き、積極的な検討をお願いしたいと思います。

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急性脳症や心停止となって、ICUに運ばれてきた子供たちの数が、一定割合いることが、日本集中治療医学会小児集中治療委員会で報告をされております。

やはり、重症化をした子供たちの8割程度が、ワクチンを打っておりません。

不明も結構いますので、ほとんどがやはりワクチンを打っていないで、重症化している子供たちがいるということでございます。

やはり子供たちの命は1人でも、しっかり守っていくというのが、社会の責任であると考えていますので、ぜひ、ワクチンの重要性を今一度ご理解いただきたいと考えています。

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子供たちでは、やはりなかなか判断が難しいので、ぜひ責任ある保護者の皆様が、正しい情報に触れ、子供たちのワクチン接種を検討していただきたいと考えています。

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乳幼児のワクチン接種は特に3回の接種が必要ですので、現時点で決められてるワクチン接種期間は来年の3月いっぱいですから、令和5年1月13日までに、まず1回目の乳幼児のワクチン接種は済ませなければ、年度内に間に合いませんというスケジュールを、お知らせをしております。

ぜひ、年度内に、乳幼児の皆さんワクチンを接種したい場合は、早めの接種予約接種をお願いしたいと考えております。

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新型コロナワクチン接種の実施期間は、現時点で令和5年3月31日までです。

令和5年1月以降は接種の機会が減少することが見込まれますので、早期の接種をお願いいたします。

会見で用いたスライド資料はこちら

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